寒さも揺るぎ、春の気配が感じられる季節となりました。
今春の仙台はスギ花粉が昨年の2倍と言われています。春は、環境ががらりと変わる方もいらっしゃると思います。何かとせわしく慣れない状態から疲れが生じる時期でもあります。
そのような時、働くパパママにとって、我が子の発熱はドキッとします。
明日はどうしても仕事に穴を開けられない!休めない!という時のために、病児保育の事前登録をおすすめします。
子どもが病気なのに親がついてあげられない事で罪悪感を持つ方もいらっしゃると思います。
当園では、そういう思いを持たれないようパパやママに代わって看護師と保育士が、仕事と家庭の両立のお手伝いに一生懸命関わらせていただきます。
お困りの時は、ぜひ当施設「いぶきキッズケアセンター」をご利用下さい。
今春オープンの為、少し説明をしたいと思います。
場所はいぶき保育園宮城野の隣、4階建て建物の1階にあります。
施設には2つの入口があります。
奥が風邪のお子さんの玄関。手前が水痘やおたふく・インフルエンザのお子さんの「玄関」です。
別種類の病気のお子さんと接触せずに入室できます。
「病児保育室」=(熱、咳、下痢、嘔吐等の症状があって体調が優れないお子さんの部屋)と「病後児保育室」=(回復に向かって落ち着いているお子さんの部屋)があり、トイレや生活空間が区切られています。
昨年10月に完成したばかりの施設で、色彩鮮やかな清潔感のある保育室で落ち着いた時間を過ごし、看護師保育士と共にお迎えを待ちます。
【登録方法】をお知らせします。
スマートフォンの予約システム「あずかる子ちゃん」の画面に従って登録を行ってください。
登録が終わってもこの段階では、決定ではありません。
利用する前にスタッフとの面談があります。
スマートフォンに施設からの承認通知が届いた時点で登録完了となります。
【具合が悪くなって利用したい】時の利用方法
スマートフォンの「あずかる子ちゃん」の画面に従い利用日の予約を入れると
スタッフからの連絡がきます。
予約は電話でも受付します。予約受付時間は、平日9時から17時となります。
預かり前日、もしくは当日にかかりつけの病院で受診し、病院から病児・病後児保育家庭医連絡票へ記入して頂き持参してください。(連絡票はダウンロードをお願いします)
ひと手間かかりますが、お子様を守るために必要なことです。
予約が入ってもお断りする場合もございます。
例えばー
すでに予約で埋まっている時。
疾患等によりお部屋が分かれているため、空きがあっても受け入れできない状況の時。
食事がとれない、吸入が必要、起き上がれない、眠れない等、著しく不調な時。
感染症の種類によっては、対応が難しいと判断した時。
体調不良型病児保育=(当園の園児が保育中に微熱を出すなど、体調不良となった場合)も継続となります。
一人で抱えこまず、「いぶきキッズケアセンター」へご相談ください。
まずは、事前登録を!
仕事や育児に家事と日々頑張っている皆さんへ、キッズケアセンターが少しでも力になれたら嬉しいです。
やる気!元気!いぶき! キッズケア今春開始です!
2023,2,28 園長 阿部千鶴子