みなさまこんにちは。
当園の事務を担当しております、石井みなみです。
Facebookは更新していますが、ブログは初めてのことで・・・
何について投稿しようか悩みましたが、
今回は
「幼児期の運動」について少しお話させてください!
なぜ運動?!と思う方もいらっしゃると思いますが。
実は私昨年まで約3年間、
約20年間続けた水泳の経験を生かして
某フィットネスクラブで
スポーツインストラクターとして働いておりました!
(水泳のことなら何でも聞いてください笑)
現在も週に4回は必ず筋力トレーニングを欠かさずに行っています!
さて、東京オリンピックを2020年に控え、
スポーツを盛り上げる取り組みが盛んに行われていますね!
そんななか、「自分の子どもにも何かスポーツをさせたい!」と考えている保護者の方も多いのではないでしょうか?
スポーツをはじめるなら「幼児期から」はじめることをオススメします!
その理由を「スキャモンの発育曲線」をつかってわかりやすく説明していきます。
子どもは年齢を重ねて成長していくなかで、「一般型」「リンパ型」「神経型」「生殖器型」と4つのカテゴリに分かれて発育していくと考えられています。
その発育を、20歳を100とした場合に、年齢ごとにどの程度成熟しているかを曲線によって表わしたものです。
一般型は、身長や体重、筋肉、骨格などの成長を示したものです。
神経型は、脳や脊髄、視覚器などの神経系や感覚器系の成長を示したものです。
生殖型は、男性や女性の生殖器、乳房、咽頭などの成長を示したものです。
リンパ型は、免疫をつかさどるリンパ組織(扁桃やリンパ節など)の発育を示したものです。
「スキャモンの発育曲線」は4つの型で表され、それぞれの特徴がありあます。
そして、その発育段階がスポーツをする上で、どのように影響があるかを説明していきたいと思います。
プレゴールデンエイジ(3〜8歳)
運動能力の基礎ができあがる時期。神経系が急速に発育していきます。
そのため、器用さ、リズム感、バランス感覚などの習得ができます。
多種多様な動きを体験することが大切です。
ゴールデンエイジ(9〜12歳)
運動の技術を即座に習得できる時期。
スポーツにおいての複雑、高度な技術もすぐに覚えることができる大変貴重な時期です。
神経系の発育がほぼ完了します。
筋力、体力トレーニングでなく、テクニックを身に着けるのに最適です。
ポストゴールデンエイジ(13〜16歳)
この時期には、一般型の発育が盛んになってきます。
身長が急に伸びたり、体格が男性、女性らしくなっていきます。
この時期は身体的成長の時期なので、筋力や体力を伸ばすのに適しています。
このように、発育段階によってスポーツが子どもに与える影響が年齢ごとに違っていることがわかります。
最近では幼児期に、スポーツの習い事(体操教室、スイミング、バレエ、空手などが人気)をする子どもが増えているようです。
体自体も強くなりますし、スポーツを通していろいろな経験をすることで、自分の自信にもつながります!
子どもの成長というのは本当に早いものですよね。
当園では幼児期から週に2回「キッズジム」をおこなっています。
発育段階にあった形でスポーツを楽しみ、スポーツをする子ども自身の可能性を広げていってほしい!!と考えています!
すくすく成長していく子どもたちを、今後も上手にサポートしていきます!^^
石井みなみ