梅雨入りしました。
これから湿度との戦いの日々が待っていますが、出来るだけ良い環境を整えながら心地よい園
生活を楽しみたいと思います。
梅雨時期のいぶき保育園内壁面を写真で覗いてみましょう!!
1階の保育室(未満児クラス)
マスキングテープでペタペタと傘に模様を付けました。作品の様子から、テープが手にくっつ
き喜んでいる子ども達の様子が感じられます。
2階へ上がる踊り場
↑雨がポツポツと降ってくる様子をしずくで表現。長靴やカッパ姿がかわいいです。
↓最近偶然見つけたてんとう虫🐞の幼虫。保育室で飼育中。年長年中組の子ども達はワクワク
💕ちょっとずつ毎日変化中。餌のアブラムシは子どもが達が見つけてきてくれます。
2階の保育室(以上児クラス)
↑雨に濡れた後のアジサイは特に色合いが綺麗。雨の日もまた楽しい!しとしとと、雨音が聞
こえてきそうなアジサイです。和紙を使って色染めしてあります。
↑「♬ 雨、雨、降れ、降れ、母さんが♪」アジサイの周りで、カタツムリを探しにパトロー
ルしているように見えます。
↑気持ち良く泳いでいる金魚達🐟🐟🐟ジメジメ感を忘れそう・・・
↑自由遊びの時間です!廃材を使用し思い思いに作り始めています。
さまざまな園で壁面装飾は必要か?不要か?と議論があります。
ネットの情報ですが、保育のお仕事レポートという欄で、「保育士100人に聞いたホンネ」
という調査をまとめていました。「必要」と回答した方が48%、「不要」と回答した方が3
2%「どちらとも言えない」が20%との結果でした。
どちらの意見も理由が記されていて、素直な意見に納得しながら読み進めました。
壁面装飾には時間も手間もかかります。不要との意見の中にその時間を子ども達との時間に回
したいという考えや、家庭的雰囲気で保育をしたいともありました。
保育士だってそれぞれ得意不得意があります。ササっと作り終える方もいればアイディアを練
り、さらに制作となると時間がかかるという方もいると思います。それを解決するためには、
園内でクラスを取っ払った縦横のつながりが大切になります。他のクラスの先生からの「こ
れ!おもしろいんじゃない?」や「うちのクラスには難度だけど、○組のお兄さんお姉さん達
なら喜びそう!!」「良かったらこれ使ってみて?」等、悩んでいる時のひと声の掛け合いで
やる気が出る事があります♪
保育園という場は、クラス単位のみで頑張るのではなく、他クラスの先生と一緒に意見を出し
合いどのクラスも自分のクラスという気持ちを持って保育を展開する事が、より子どもの成長
幅を広げると考えています。子ども達もいろいろな先生に声をかけられていくうちに、自分は
愛されていると感じる生活の場に変化していくはず。それらの事を園内で互いに理解しあい、
共に壁面製作に取り組んでみると、構えずに楽しむことができます。
作品が出来上がったら互いに見て、認め合い苦労を称え合う事も大切な事だと思います。
時間がかかりすぎる時は、昨年制作したものを使い回しするも良し!新たなものを付け足す事
で楽しめます。装飾は保育園だからあたりまえという考えではなく、「子ども達と一緒に季
節感を楽しみたい!」「保育室を明るくしたい!!」「わくわくしたいー」と感じる気持ちを
持てることが弾みをつけてくれます。
子ども達は、装飾が変わるとすぐに気づき反応してくれます。一人ひとりの作品は毎回張り出
し、壁面使うと喜んでくれますし作ったものを褒め認め合う事は良い刺激になります。
梅雨時期、これからもいぶきでは明るい環境の中大いに楽しんでいきます。
やる気!元気!いぶき!雨の日も楽しもう!
2023,6,12 園長 阿部千鶴子