おばあちゃんたちが作る【むらはち味噌】
暖かい日差しに春の訪れを感じさせる今日この頃。
2月も最終日になりました。
日が落ちると、まだまだ寒いですが、ここ何日かは、太陽の温かさにぐっと春を感じますね。
今日は給食でも大人気の味噌汁の味噌についてお話したいと思います。
昨年12月、美味しい味噌を紹介して頂き、試食してみたら、そのお味噌の美味しい事!
その名も【むらはち味噌】です。
大崎市の地域のおばあちゃんが作る無添加の米麹が人気で、真心こめて手作りしているそうです。
原材料の米は自家栽培されたもの、大豆は地産地消の地元のものを使い、米麹も通常の味噌より多く使用されています。
(一般的に麹が多く塩が少ないと甘口、逆に塩が多く麹が少ないと辛口味噌になります。)
もちろん添加物はいっさい入っておりません。
むらはち味噌は2月に味噌の仕込みが始まり、半年寝かせて、やっと美味しい味噌が出来上がります。(今年の味噌作りも無事仕込みが終わったようです😄)
もともとは35年前、地域のお父さんたちが集まって始めた、味噌作り。村八分という言葉から冗談を交えてつけたのが、むらはち味噌だそうです。
それからお母さんたちがメンバーに加わり、お母さんたちが主体に変わって毎年作り続けてきたそうです。
今では、地域の学校や幼稚園でもむらはち味噌を使っているそうですよ!
しかしながら、製造者の皆さんもお歳を重ね、抜けていくメンバーも増え、ついには今年、惜しまれながら、製造を終了することに決まったそうです😢
今年仕込んだ分が、来年の1月ころまでは出荷できるようなので、いぶきの給食でも、最後のむらはち味噌を大切に使っていきたいと思います。
味噌にちなんで、ここで味噌を使った簡単なレシピをご紹介します。
簡単ネギ味噌
【材料】
ねぎ1本
ごま油 大1
◎味噌 50g
◎砂糖 大1
◎みりん 大1
◎酒 大3
①◎の調味料を合わせておきます。
②ねぎをみじん切りします。
➂フライパンに、ごま油を熱し、②のねぎを炒めます。
➃合わせていた①の調味料を入れ、全体を混ぜ、ふつふつと湧いてきたら完成です。
ご飯や豆腐にかけたり、田楽にしたり、パンに塗っても美味しいですよ😄ぜひ試して見てくださいね😄
ここで、お味噌選びのコツをお伝えしたいと思います。
味噌は日本でも古くから作られてきた発酵食品で、大豆、米(麦)、塩、に麹菌を添加して発酵させて作ります。
原材料にアルコール等(酒清など)が入っていると、味噌の発酵を止めてしまいますので、味噌としての風味が失われたり、発酵食品としての効果が期待できません。
原材料に大豆、米、麦、塩、麹、以外のものが入っていないものがおススメです。
味噌に限らず、調味料ってたくさん種類があって、値段もピンからキリまで。
どれを使おうか迷ってしまいますよね🤔
迷ったら、いつもより少し良い基本の調味料を使ってみてください。(砂糖・塩・酢・醤油・味噌・みりん・酒)
調味料も1日に1本、1箱は使わないので、1度購入したらしばらく使えると思います。
良い素材や、良い調味料を使うと、同じレシピでもグッと美味しくなりますよ😄
添加物も減らせるので、身体にも嬉しいですね❤
どの調味料がおススメか知りたい方はぜひお声がけください😄
調理師厳選の美味しい調味料をご紹介します😃
やる気!元気!!いぶき!!!
美味しい味噌は日本の文化(^^♪
2022.2.28 野菜ソムリエ 飯田 美彩
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