新しい年が始まったと思えば、もうすぐ1月も終わろうとしています。
当たり前だと思っていた様々な事が、世界的に変わった2020年。
まだまだその影響はありそうですが、そんな中でもいぶきのキッチンでは、子ども達が喜んでくれる事はなにかな?と、常に子ども達の喜ぶ顔を思い描きながら給食を作っています🔪🍴🍚
1月の給食には、お節メニューや七草粥、お雑煮、小正月に白玉ぜんざいなどが登場しました♫
小正月の白玉ぜんざいは、小豆を煮るところから作りました❗❗
ここで少し『小正月』についてお話ししたいと思います。
「お正月」と言えば、新年を祝う1年で1番始めの行事です。
そして、1月にはお正月とは別に「小正月(こしょうがつ)」と呼ばれる行事があります。
元旦から1月3日までの三が日である「大正月」が、新年に歳神さまをお迎えするという意味を持つのに対し、「小正月」は豊作の祈願や家内の安全の祈願をするという意味をもっているそうです。
小正月には、煮た小豆を混ぜて炊いたお粥を食べる風習があります。
なぜ小豆か?と、言うと“小豆のように赤い色の食べ物は邪気を祓う”と考えられていた中国の古い風習に由来しているのだそうです。
園では、1月7日に七草粥を食べたので、小正月の1月15日には小豆粥の代わりに『白玉ぜんざい』を食べました!
小豆をじっくり煮て、1年の無病息災を祈りながら、あんこを作りました✨
無病息災の祈りが通じたのか、毎日色んな表情を見せてくれながら、給食を食べている子ども達です💕
日本には、季節の節目節目で楽しむ様々な年中行事があります。
子ども達の沢山の笑顔が見れる様、古来の日本人がつないできた日本の年中行事を、給食を通し子ども達に伝え、また、日本の良さ、季節感を、今年も1年子ども達と共に感じていきたいと思います☺
やる気!元気!いぶき!2月は節分👹
2021.1.29 栄養士 保坂佳奈