朝夕の寒さが厳しくなってきました。
これからの季節は温かい食べ物が恋しくなってきます。体の内からしっかり温め、心身共に健康で寒さを乗り切りたいものです。
きちんと食べることは、体の中の免疫力を高めてくれます。また集中力や学習能力アップに影響し、さらには情緒安定の効果もあるといわれています。
食生活は、心と体作りの土台となるものです。健康な体を作るためにとても大切なことです。
そんなことを思っていた矢先、うめ組(3歳児)とくるみ組(2歳児)が豚汁つくりに挑戦するとのこと。私も一緒に参加してきました!
まずは、野菜の名前あてっこゲーム。
「これは何かな?」
子「にんじん!にんじん!」
「じゃこれは?」
子「ネギ!」
「これは?」
子「きのこー!!」
「そうだよねーこれはきのこだけど名前は、し・め・じっていうの」
子「し・め・じー」
「じゃこれは?」
子「だいこん!」
「ブッブー」
女児「こんにゃくー」
「そうです!あたりーヽ(^o^)丿」
会話がはずんで、一気に保育室内が活気づいていきます。
いよいよ開始。
子どもたちと材料との格闘が始まりました。
3歳児は、ピーラーでにんじんの皮むきに挑戦。

2歳児はしめじを割く事と、こんにゃくをちぎることに挑戦。

自信満々の子どもは、積極的に材料を手に取り黙々と行っていました。
ちょっと不安げな子どもは、周りの様子を見ながらゆっくり、ゆっくり行っていました。
同じ材料でも細かく割く子や大きく割く子、それぞれの個性が感じられ面白いです。
一番苦戦していたのは、こんにゃくです!
つるつる滑るし弾力があるので、しかめっ面をしながら戦っていました。
上手下手は関係なし、早い遅いも関係なし。楽しむ過程が食欲につながっていきます。
また、野菜を刻む「シャキシャキ」の音や、煮込む時の「グツグツ」の音と匂いで五感が刺激され、子どもたちの食欲も増していく様子が感じられました。
栄養士の先生から、、、
「にんじんを食べると、かわいくなるよ。
ネギを食べると風邪をひかないんだって。
ゴボウは体の中をきれいにしてくれるよ。」と教えてもらった子どもたち。
すると、女の子たちはかわいくなるという言葉に反応し、にやりと笑顔!(笑)
苦手な子も食べてくれそうです。
自分たちが作った豚汁は、格別の味でした。
今回の食育活動、大成功の一日でした(^_-)-☆
やる気!元気!いぶき!今日も一日元気に過ごしましょう
2019,11,26 園長 阿部千鶴子