こんにちは!いぶき保育園宮城野の看護師、山川です♫

保育園で働き始めて9か月、子どもたちと過ごす日々がとても楽しく新しい発見が盛りだくさんの毎日です。

さて、今回は『触れる』をテーマにお話ししたいと思います。

みなさんにもケガをしたところやお腹の痛み、不安な時や悲しくてたまらない時に誰かにさすってもらうと痛みが和らいだり、気持ちが落ち着いたという経験があるのではないでしょうか?

私が病院で勤務している時の事です。

さすることで苦しんでいる方々の不安な気持ちを癒したり、身体の苦痛を耐える力に変えるということを経験を通じて実感しています。

 

手のぬくもりは必ず相手に伝わります

 

皮膚の感覚は最も根源的な感覚であり、赤ちゃんの五感の中で発達が早いのが触れる事です。

保育園に勤務してから【触れること】【スキンシップ】がもたらす意味の大きさについて考えを巡らせることが増えました。

手を繋いで歩いたり、おんぶや抱っこ、お昼寝の時のトントン、嬉しい時、楽しい時、甘えたい時、寂しい時、眠い時、疲れた時、具合の悪い時、喧嘩の後など…

園児との様々な場面や気分の時に“触れること”が活かされているのです。

保育園でスキンシップは園児とのコミュニケーションとして当たり前のように行われています。

改めて思い起こしてみると、園児たちを優しく包み込むようにぎゅうっと抱きしめたり、なでたりする時に触れている自分の方が癒されていることに気が付きました。

それはなぜでしょうか?  

それにはちゃんと理由があったのです!!

皆さんはオキシトシンというホルモンをご存じでしょうか?

オキシトシンは肌で触れ合うなどのスキンシップで分泌が促され、信頼感や愛情を深めます。

【オキシトシン】=愛情ホルモン

触れられた側、触れるも側の双方にオキシトシン濃度の増加が認められます。

相手に触れる事で喜びを感じ、また触れられた側も喜びと安心感を覚える。

それによって良好な人間関係が促進され情動伝染して広がっていく。

どうやら、そんな幸福の連鎖の仕組みが私たちの脳には備わっているようです☆彡

触れる対象は子どもだけではありませんよ。パートナーやペット、ぬいぐるみ、自分自身でもOK。

必要なものは“手”だけ。

 

さあ、触れることの力を試してみましょう!!

 

やる気!元気!いぶき!今日もハッピー💗!

 

 

2021/11/29  山川 由佳 (看護師)

 

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