五感を楽しむ保育
新緑がまぶしく爽やかな季節になってきましたね🌿
今年は梅雨入りが早いとのことですが、いぶきキッズたちは外で元気いっぱい体を動かしています。
お散歩や公園で遊んでいると、たくさんの香りに出会います。
晴れた日の空気のかおり☀、雨のにおい☔、お花や草🌸🌿、木🌳、湿った土🌈など身の回りには自然の香りが溢れています。
子ども達に草の香りを嗅いでもらうと、「良いにおーい😊!」「くさーい😒!」「こっちの方が好き😜!」等と反応がさまざま。
0歳児や1歳児では言葉での表現は難しいですが、良い香りと感じれば顔を近づけ、嫌なときは顔をしかめたり離れていきます。
どんなに小さくても自分の好きな香りはわかっているのでしょうね。
さて、『香育』という言葉をご存じでしょうか??
香育とは、子ども達に向けた「香りの体験教育」です。
植物の香りを体験することを通して、豊かな感性や柔軟な発想を育むと共に、人と植物との関わり、自然の大切さを伝えます。
※₁AEAJでは新緑の季節である5月に、また「育」の語呂を合わせて5月19日を「香育の日」と制定しました。
まさに今です!!
毎日大きな公園で四季の移り変わりを感じながら自然に触れあう事が出来るので、環境に恵まれているなあと日々感しているところです☺👍
そして、いぶきには自慢の「香り」があります。
それは、キッチンから漂うお料理の香り。優しいお出汁🍙や食欲をそそる魅惑のスパイスの香り🍛、焼き立てのパン🍞やお菓子の香り🍪など毎日それらの香りに癒されたり、今日のメニューは何かな?とワクワクしたり幸せな気持ちになっています💗
「この香りは何の料理かな?」、「美味しそうな匂いだな!」「食べたことがないけど、食べてみたいな!」と香りは食への興味への入り口になることも。
五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが『嗅覚』です。嗅覚は本能的な行動や喜怒哀楽などの感情を司る大脳辺縁系に直接つながっているので情動(愛・喜び・悲しみ・怒り・恐怖・不安など)と関わりが深いのです。
いぶきキッズも知らず知らずのうちに、たくさんの香りに触れ刺激をもらっています。
たくさんの香りと共に楽しい体験を積み重ねて情緒豊かに成長していってほしいなあ。
いぶき農園では今年はハーブを植えますよー!
ミント、レモンバーム、ローズマリーです。
それぞれの植物をアロマテラピーの視点からご紹介されて頂きますね。
🌱ペパーミント・すっきりと清涼感のある香り。優れたリフレッシュ作用を持ち、ストレスや疲労感を和らげて眠気を抑えます。
🌱レモンバーム(メリッサ)・爽やかでハーバル感のあるレモンのような香り。優れた抗菌作用があり、風邪の季節の芳香浴におすすめ。
🌱ローズマリー・清涼感のある香りは記憶力や集中力を発揮して頑張りたい時に助けてくれる香りです。朝の目覚めを促し、頭と気持ちをはっきりとさせてくれます。
これらのハーブの香りを嗅いだ子ども達の反応が楽しみ!!
自分達で土から準備し成長していく様子を観察🖐👀👃、そして育てたものを食する🍽
まさに五感をフル活用です。
自然と共に、ハーブも子ども達もすくすく成長しますように🍀👦👧🍀。
やる気!元気!いぶきー!今日も良いかおり😊
※₁AEAJとは、公益社団法人 日本アロマ環境協会
AEAJは、アロマテラピーの普及啓発活動並びに自然との共生を大切にしながら、自然の香りある心豊かで、心地良い環境つくりを積極的に推進する活動を展開しています。2005年に環境大臣の許可を受けて設立された社団法人日本アロマ環境協会が2012年に公益社団法人に移行しました。
2021.5.山川由佳(看護師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
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