初めての集団生活の場は健やかにそして元気に育つ場所であってほしい。

その願いを託し、たくさんある保育園の中からいぶき保育園にお子さんを送り出して下さる保護者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

いつでもどんな時でも、子どもの心身の成長にプラスになる体験がたくさん凝縮されているいぶき保育園でありたいです。今日も全力を尽くします!

自己肯定感をはぐくむ保育を模索し続け、迷いさまよったり壁にぶつかり立ち止まったり….勇気を奮い立たせまっしぐら進んでみたりと、前進あれども後退なしの気持ちで、より良い保育をめざして毎日奮闘しています。

心の根っこ部分が育つ大切な乳幼児期。どんな人と出会い、どんな教育を受けるかで物の考え方も多少なりと違ってくるのではないかと考えています。根っこが丈夫に育つといろんな困難にあっても、蓄えた栄養でたくましく生きていけるはず!
前回のブログに賛同し、幼い子ども達に今できる方法を自分なりに考え、まとめてみました。
「自己肯定感を育む」 3つの方法

①君のことが大好きだよアピール!
やる気(自己肯定感)は、家族愛と園の先生との信頼関係に包まれた環境の中ではぐくまれ、心の奥から湧き出てくるものだと感じています。
家族の皆さんの笑顔をたくさん見せてあげるのが1番。
愛されている満足感と安心を得ることが基盤。
また、保育士はどんなにすばらしい指導をしても子どもに信頼されていなければ成果はゼロです。一生懸命さが逆に押し付けられているという気持ちにならないよう最初に信頼関係を築く事に全力を注ぎたいです。
「せんせいがまた、笑っている!なにか楽しいことがはじまりそう~」と常に感じさせることが大事だと思います。

②良いところをたくさんほめる
例えばみんなで歌をうたっている時、ふざけていた子どもに「みんなが歌っているのに、ふざけていけません!」と言うより「〇ちゃんは、いい声だって先生は知っているよ。お友達にも聞かせてね」と言葉を変えることで注意されたという気持ちを感じず、気持ちよく入ってこれます。叱られ自信が奪われると良い面まで目立たなくなります。時には目をつぶる勇気も必要。

叱った時は、その子と特別な時間を持ち、フォローすること。
すっきりしない心を引きずったまま降園させないようにし、心地よい睡眠を得て、次の日の元気につなげていきたいものです。

③日々夢をもたせる
「水遊びがしたい」
「公園で遊びたい」
「絵本を私だけに読んでほしい」
「ママを独り占めしたい」

もし、自分の願いが叶った時の喜びは、心を大きく動かします。「今日は〇ちゃんが行きたがっていた公園へ遊びに行こうね!」と言っただけで「お願いを聞いてくれるんだ」と嬉しい気持ちになります。「どうせダメだ!」の否定的な考え方が少しずつ前向きに変化し、次はこうしたいと考えるようになります。大人は子どもに対して受け入れる事と受け流す事のバランスをうまく取ることが必要だと思います。

以上3つ

当園では、自己肯定感育てにつながる方法の1つとして、キッズジムやスマイルシッププログラム、寺子屋を保育に取り入れています。
これらの活動は当園が考え抜いた方法です。
自分を発揮できるチャンスであり、一人ひとり個性も出てきて子ども自身がやればできる「自分」を知る良い機会にもなります。
子ども達が明日を楽しみに思える毎日であるよう繋いでいきたいものです。

やる気!元気!いぶき!
梅雨明けが待ち遠しいですね
2019,7,11 園長 阿部千鶴子

 

 

 

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